Regional
medical cooperation
地域医療のつながりを。
当院では「されたい医療・されたい看護・されたい介護」を理念に、地域医療の連携に重点を置いています。現在⽇本では、超⾼齢社会に突⼊し、慢性期医療の役割の変化する中、重症度の⾼い患者様に対するケアの確⽴は今後も起きな課題です。今できることを最⼤限に活かし、患者様に寄り添う時間を作り上げていくことを⽬指しています。
患者様のご紹介について
当院ではグループの連携⼒を活かし、幅広い患者様の受け⼊れを⾏っております。
まずはお気軽にご相談ください。
ご紹介の流れ
① 医療相談連携室(TEL:049-264-8811)まで
お電話ください。
⇩
② ⽇程を調整し、ご来院⽇時を決定します。
⇩
③ ご予約の10分前までに、富家病院1階受付までご来院
いただくよう、患者様(ご家族様)にお伝えください。
ご紹介の際、
お知らせいただきたいこと
① 患者様の⽒名、⽣年⽉⽇、電話番号(携帯番号)
② KPの⽅の⽒名、電話番号(携帯番号)
③ 介護レベル
④ 意思疎通の有無(⽅法) など
当⽇お持ちいただくもの
① 診療情報提供書
② 医療受給者証(⽼、福、特、障)
③ ⾝体障害者⼿帳(お持ちの⽅)
④ 介護保険証(お持ちの⽅)
⑤ 印鑑(患者様、保証⼈の⽅)
その他・問い合わせ
医療相談連携室
TEL:049-264-8811
FAX:049-266-2287
受付時間:⽉〜⾦9:00~17:00
※⽇曜・祝⽇、年末年始を除く
慢性期医療を⽀える医療機器
当院で使⽤している医療機器を紹介します。
RTXレスピレーター
⽣理的な呼吸様式に近い換気法の⼈⼯呼吸器です。胸当てを胸腹部に装着して、外から横隔膜などを動かすことで呼吸を補助します。痰を出しやすくし、無気肺の改善、肺炎の予防への効果が認められます。また、RTXの呼吸様式により呼吸疲労への効果が期待できます。従来型の⼈⼯呼吸器に⽐べ侵襲度も少なく、患者さんのQOLの向上を図ることができます。
人工呼吸器
幅広い機能が備わったガス駆動⽅式の⼈⼯呼吸器です。ヒューマンエラーを考慮して、全病棟に同⼀機種をそろえて最善の看護を⼼がけております。
サチュエーションマルチモニター
慢性期医療で必要な清潔かつ安全な呼吸管理が期待でき、患者さんのよりいっそうの呼吸安全管理を図ることができます。当院では、各患者様のパルスオキシメータから発信される情報をナースステーションのPCで受信することで、患者様の安全を常時確認しています。
ベッドサイドのパルスオキシメータ情報がナースステーションのPCに送信されます。
最大40台のパルスオキシメータ情報を表示可能です。
⾃動喀痰吸引器
24時間⼀定の低量で持続的に吸引を⾏うシステムで、呼吸を妨げることなく、カテーテル内腔から痰を吸い上げられます。器械の特徴としては、低圧であり、吸引圧と量の調整が独⽴しています。さらに機械⾳がとても静かである事が利点です。
⾃動喀痰吸引器は、多くの気切患者様の安全と、看護・介護負担の軽減につながるものと考えております。
⾃動喀痰吸器使⽤前後の吸引回数の⽐較
〈使⽤前〉17.5回/⽇ ⇨〈現在〉2.9回/⽇
※現在150台稼動
⾃動喀痰吸引器によって吸引回数の顕著な軽減が、
患者様の負担を減らすことができるようになります。
ベッド
患者さまの離床促進、起き上がり時の身体のずれ・圧迫の軽減、離床動作を検知するセンサーなどを備えた、操作性・安全性に優れたベッドを使用しています。
Hillrom社製
ヴァーサケアベッド
パラマウントベッド社製
メーティスPRO
眠りスキャン
体動(寝返り・呼吸・⼼拍など)測定し、睡眠状態を把握
お問い合わせ先
医療相談連携室
TEL:049-264-8811
FAX:049-266-2287
受付時間:⽉〜⾦9:00~17:00
※⽇曜・祝⽇、年末年始を除く
医療法人社団富家会 富家病院 医療相談連携室兼地域連携推進 室長
⾚尾 優⼀
Yuichi Akao
医療相談連携室では「されたい」の理念を基に、病気や怪我、障害などでご相談いただくすべての患者様に寄り添った支援を目指しています。
入院費や生活費などの経済的な不安、仕事や子育て、介護などの生活に生じる支障、転院や退院の準備や戸惑いなど、人によって抱えている不安は多種多様です。当院では患者様、家族様とのコミュニケーションを第一に考え、「ラポールの形成(信頼関係を構築)」に努めさせていただいています。また、患者様ひとりひとりの「ナラティブ(物語)」にもフォーカスしており、「ナラティブを紡ぐ」お手伝いもさせていただいています。